群馬県上野村の利根川の源流「上野ダム」と長野県南相木村の信濃川の源流「南相木ダム」を繋ぐロードランニングレース「上信国境 ダム to ダム ハイランドラン 2022」が、9月11日に開催されました。昨年5月に開催予定だったものがコロナ禍にあり延期されていたもので今回が初開催のレースです。
距離23km・累積標高1,057m。アップダウンを繰り返しながら最高標高約1,500mを通過する、箱根駅伝の山登り区間(5区)よりもハードなコースに全国から強者が集まりました。口頭でうかがったところでは191名が参加して全員完走とのこと。
上野村・南相木村 両村長や東京電力リニューアブルパワーさんの関係者に見送られて、午前10時号砲が鳴らされました。コースは急な勾配ばかりでなく、いくつものトンネルを抜けていくためライトの持参が義務付けられています。最大の注目といえるのは、長らく一般通行ができなかった御巣鷹山トンネルがコースに組み込まれていること。早速見て行きましょう!
優勝タイムは1時間台だったらしく、「驚異的!」とベテランランナーの方も口々におっしゃていました。確かに10kmを30分切るようなランナーも参加していたこともあり、上位陣のレベルは高かったようですが、制限時間はたっぷりあるので、実のところハーフマラソンをマイペースで走れる方なら誰でも完走できると思います。
ただ、アプローチがやや不便で、大きな駐車場もないので、JR高崎駅からの送迎バスを利用されることをお勧めします。
厳しい地形のダムを活かした豪快なコースであり、 来年からきっと注目される大会になるかと思います。
上野村・南相木村の関係者の方々・ボランティアの方々には本当にお世話になりました!